ブランディングにWeb(SEO)が重要な役割を担う理由


なんで、ブランディングするのにWeb(インターネット)が重要やねん?

仕事ってお客さんとの信頼・口コミ・紹介で成り立つもんやろ?

いままで、それでやってきたで!

ウサギ
だから、大泉さんの会社って今、新しいお客さんが出来ずに伸び悩んでるんやろ?

うっ・・・。

ウサギ
たとえ、BtoC(企業と消費者間の商売)でもBtoB(企業と企業間の商売)でもお客さんとの接点を知っておくのはスゴク重要なんよ。

ウサギ
大泉さんの親父さん、つまり先代の社長も会社を立ち上げた頃って何もない所から『お客さんは何処にいてる?』って最初の接点を求めた結果、今の大泉さんの会社の取引先とつながってるねん。

それが、始まりやわな。

ウサギ
ただ、先代の社長が会社を立ち上げはった時と今では社会(世界)の環境はぜんぜん違うねん。

そりゃ、同じじゃないわな。

ウサギ
じゃあ、何が違うかわかるか?

道具、とか流行りとか技術とか他にも色々あるよな。情報とか・・・。

ウサギ
ほとんど、全てが変わってると思った方が良い。

ウサギ
特に情報の部分に気づいてるのは大泉さんは勘がいい。

ウサギ
今、の時代はどんなサービスであれ商品であれ本人が全く未知のコトはWeb(インターネット)で調べるねん。

散髪屋でも居酒屋でも旅行先のコトも商品の値段なんかも調べられるもんなぁ。

ウサギ
それらはBtoC(企業と消費者間の商売)の例やけどBtoB(企業と企業間の商売)でも同じ。

ウサギ
企業でも必要な材料とかサービス、新しい取引先を探す場合まずWeb(インターネット)で調べてアタリをとる。

あ~、オレもやってるわ。
新しい仕入先を今探してるもん。
新しい仕入先を今探してるもん。
顧客(消費者)の目的達成までの過去の行動

ウサギ
こういう風にお客さんがとる行動を予測・観測して対応するコトをカスタマージャーニーマップを描くって方法でみていくことができる。
今回は今と昔では顧客の接点が変わってしまったことを理解してもらう為に過去のお客さんの行動を振り返っていく。

ウサギ
親父さんが会社を興したころってどうやってお客さんをつかんだか聞いた事ある?

あ~、『とにかく足で稼いだ』って言うてたわ。(今もたまに自慢げに言いよる)

ウサギ
そう、でその足を向かわせる先はどうやって探してた?

タウンワーク!

うわっ、おやじ!

ウサギ
そうなりますよね、それと行き当たりばったりか紹介。

そうそう、友達とか親戚とか大学の先輩とかありとあらゆる人脈にたよったよ。

ウサギ
社員旅行に行くときはどうしてました?

同級生が働いとった『旅行理店』に全部まかせてた。
いまもその代理店に頼んでるはずやで。
いまもその代理店に頼んでるはずやで。

ウサギ
出張先での食事は?

取引先の接待か、ホテルの紹介。
ひとりやったら、たまたま通りかっかた店かなぁ。
ひとりやったら、たまたま通りかっかた店かなぁ。

ハズレも多かったけど・・・、通った店もあった。

ウサギ
コレが親父さんが企業したころの『はじめの接点』。
顧客(消費者)の目的達成までの現在の行動

ウサギ
おやじさんが起業したころって、人脈がキモやったわけ。

おう、それこそ周りの全てのヒトに助けてもらったよ。

そういわれたら、今ってそんな感じじゃないかもな。

なんなら、「起業するから助けてくれ」とか「お客さん紹介して」とかよ~言わんし。

ウサギ
そうやねん、そんなコト頼んだら悪い。みたいな意識がある。

なんでやろ?

ウサギ
単純に、ヒトとヒトの繋がりの密度がうすくなってる。

たしかに・・・。
その分、広くなってるような感じやな。
その分、広くなってるような感じやな。

インターネットとかスマホとかPCとか、おやじが起業したころと技術的にも環境がぜんせん違う。

ウサギ
そう、技術のおかげでヒトと深く関わらなくても生活できてしまう。インターネット、特にSNSのお陰でコミュニケーションの方法とかマナーとかにも新しいリテラシーができてるしな。

ウサギ
これらを踏まえて、本題。

ウサギ
大泉さんの家でネコを飼うコトになりました。これから長い時間を一緒に過ごすネコを診てもらう動物病院を決めておかないといけない・・・。

ウサギ
どうする?

嫁さんに「動物病院を探しといてぇ~」っていう。

自分でやれよ!!!(バカむすこ!)

ウサギ
まぁ、エエわ。
ほんなら、奥さんは何をする?
ほんなら、奥さんは何をする?

多分、スマホで検索する。

ウサギ
そう、みんなまず検索するねん。

ウサギ
特に新しいコト。知りたいコトがあった時まず検索する。

ウサギ
ほんなら、大泉さんの会社で仕入れ先が倒産したらどうする?

こないだ丁度それ、あってん!

跡取りがいないし、従業員も高齢やからたたむって連絡あって、も~めっちゃ大変やってん。

ウサギ
その時、何した?

まず、ほかの仕入先に相談したけど。

ウサギ
けど?

価格と条件が合わず決まらんかった。

その後は、ネットで調べまくった。

ウサギ
そうなるねん。

ウサギ
これが、飲み屋だろうが出張先のホテルだろうが交通手段だろうが・・・。

ウサギ
なんなら、キャンプ用品みたいな商品ですら、まずインターネットで調べるし比較する。
顧客との接点がなければ存在しないと同じ
消費者という消費者。
ほぼ全ての日本人、なんなら世界中のひとがインターネットの恩恵をうけてる。
目的を持って何かを購入する時には必ず
①『存在を知る』
↓
②『インターネットで検索する(SNS検索含む)』
という工程をたどるコトになる。

ウサギ
『衝動買い』『ついで買い』『ウインドウショッピング』はまた別の話し。

これって、顧客にとって比較・検討・決定の場所がインターネット(Web)上で完結するってコトやん。

ウサギ
まぁ、検討したうえでお店で現物をみて決定するってパターンもあるけど、このパターンも減少傾向にあるよな。

服とかはサイズ感とか気になるからショップで買うなぁ。

ウサギ
それでも、ネット通販の業界の伸び率ってスゴイよ。

ウサギ
ECサイトの市場規模の話しなんかが参考になる。

ウサギ
こういうコトも含めて、比較・検討・決定がインターネット(Web)上で完結するってことは?

・・・?(思考停止状態)

ウサギ
しかも新しい情報やったり商品を知るキッカケがインターネット(Web)するよな。

インターネット(Web)の中に無かったら、誰にも知ってもらえない!(思考復活!)

ウサギ
そういうコトになるわな。

ウサギ
だから、ホームページとかブログ、ツイッターの公式アカウント・Youtyubeの専用チャンネルをつくってインターネット(Web)上に存在しないと何も始まらない。

そういう時代ってコトやな。
Web上接点の支配者=Googleという事実

ウサギ
大泉さんって検索する時は何を使ってる?

Yahoo!スマホもYahoo!で検索できる様にしてる。

ウサギ
どういう状況かわからんけど・・・。
他に検索する時に使われるのってしってる?
他に検索する時に使われるのってしってる?

知ってるわ!googleやろ?

ウサギ
そう、それが大事やねん。

googleが?

ウサギ
大泉さんは検索の結果がどういう仕組みで表示されてるしってるか?

知らんし、興味ない。

ウサギ
まぁ、仕組みの話しだけで詳しく話したら2時間くらい喋れるから、一旦おいといて。

ウサギ
Yahoo!であれGoogleであれ検索した結果を表示する仕組み自体はGoogleのシステムを利用してるってのが事実。

ウサギ
インターネット(Web)上の接点が検索である以上・・・。

ウサギ
インターネット(Web)の中にあるほぼ全てのモノがGoogleの判断で表示されるかどうかが決められているって事実な。

日本で使われてる検索サイトってほぼYahoo!かGoogleちゃうかったっけ?

ウサギ
そう、下のリンクに詳しく書いてる。(2018年のデータ)

Yahoo!がGoogleのシステムを使ってるってコトはGoogleの一人勝ちやん!

ウサギ
ほぼ、完全に牛耳ってる。

ウサギ
と言うコトはお客さんに見つけてもらう前に、Googleに表示されないと無いのと同じ。

Googleに認めさせなアカンってことか。

ウサギ
その為に、Googleの判断基準とか企業としての目的なんかは理解しとかなマズイよな。
必要なヒトに届けるためのSEO対策

ウサギ
Googleの判断基準とかは専門的な話しになるから別の機会に詳しく説明するけど、やっぱり検索されたら1ページ目に掲載される方が有利なのは間違いない。

よく言うSEO対策ってやつやな。

ウサギ
そのSEO対策もどんな言葉で検索されたときに1ページ目に表示されるか?ってのが重要になる。

ウサギ
検索される言葉の目的が【購入】でないと、いくら人目にふれるホームページとかブログであっても、あんまり意味がない。

ちゅうことは、必要なヒトにだけ届けばいいってコトやな。

ウサギ
そう、本来ダイレクトマーケティング的なアプローチをしたいのにマスマーケティング的なことをやろうとするとマーケティングにかかる労力と時間が大変なことになるし目的を達成できない。

ウサギ
そのためにもGoogle自体の価値基準を理解しておく必要があるっちゅうコトやねん。
まとめると・・・。
今の時代っていうか今後の世の中の当たり前として、新しいお客さんと自社との初めの接点は、ほぼWeb上で行われる。
そして、その接点を管理しているのがGoogleの検索機能。
新しいお客さんに好い印象を持って貰う(ブランディングする)前にGoogleの判断基準に則って、まずはGoogleに認めてもらう事が重要になる。
その上で、初めてお客さんに目に触れて選択肢の中に入ることが出来る。

どんなに、良い商品、良いサービス、価値のある内容やっても選択肢に入らなければ・・・。

ウサギ
どんなに良い商品、良いサービスであっても、たとえどんなに価値があってもこの世に存在しないのと一緒になる。

ないモノは買えない=売れないって話しね。

ウサギ
当たり前の話やけど・・・。

ウサギ
もう、この事実だけでWebに取り組まない理由がない。
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